The Economist Newspaper Limited (C)The Economist March 22-28, 2003
P.11 What kind of victory?
アメリカは not just to sweep all but to win as cleanly as possibele で、アラブの integrity を尊重するって言ってるんだけど、あたりまえだよねえ、インベーダーにしのごの言われたくないってば、ってこと。
A clean victory is liable to be followed by a messy peace だけど、では、今回の"victory" っていったい何なのか。 それは、アラブが今現在自由だと感じているよりも、戦後自由じゃなくなったって感じさせないこと。そして、戦争によってかかった人間や経済の損失(コスト)を目の当たりにして、人々はその戦争の背景、いきさつ、今後、を考えるようになること、としている。
…そんな"victory"にかかる対価(コスト)は余りに大き過ぎはしないのでしょうか…。
P.12 After Iraq
イラク戦後は、イランなんかはまだ核兵器を所持してるにしても、リビア、イスラエルがイランの恐怖におののくことは軽減されるだろう、とのこと。)
・・・ところで、ブロードウェイミュージカル「Noise and Funk」はサイコウだった!
昨日が東京公演の千秋楽で、NYCで見て大感銘を受けたという「ゆいちゃん」に連れていってもらいました。(Thanks! 今日はbkkは恩赦につきお休み)
「Noise and Funk」は、黒人の歴史を、アフリカの奴隷船から、Wall StreetやBroadwayで成功を掴むまで(とステージでは札束を掴んでた!)を、すっごい迫力のボーカルとめっちゃシャープなタップに乗せてる、ファンキーなミュージカル。三面鏡を使ったひとりタップのシーンがサイコウにクール。また、生活・労働環境がひょっとしたらマシかもしれない北上したくって「Chicago, Chicago, Chica-----go!」と歌うシーンに思わず共感。
セヴィアン・グローバー (振付・主演、トニー賞受賞)、かっこよすぎ! 千秋楽のためか、ステージ後、興奮渦巻く客席を走りまわったりファンをhugしたり、そりゃあもう大変な騒ぎでした。
Posted by riko at 2003年03月24日 12:46 | TrackBack今回の対イラク戦争のアメリカ側の大義の一つは、アメリカ
に対する潜在的な脅威を ”事前に”取り除くと言う事が
有りますが(もろもろの事はおいて置きまして)、今回の
戦争の勝利が本当に彼らが望むとおりの結果に終わるか、
疑問に思います。戦後アメリカ軍がしばらく駐留の上で、
民主政権が出来上がるとしまして、それに対する根強い抵抗、
テロが中東全土・アメリカ本土に湧き上がるのではないでしょ
うか。前回の湾岸戦争後、アメリカ軍の基地をサウジアラビア
に置いたことで、それまで直接アメリカに向けられる事が
少なかったテロ活動が、アメリカに向けられる契機になって
しまったように、アメリカに対する危険を取り除くための
戦いが、結果的に却って新たなテロを誘発するという結果に
なるような気がします。そうなると今度はどうするつもり
なんでしょうか・・・。いたちごっこになるんでは・・・