2003年04月24日

Washington's Man in Baghdad

Herald Tribune(C) April 24, 2003

   勝利は Rumsfeld と Tommy Franks のお手柄だが、歴史の判断は、退役軍人であるLt. Gen. Jay Garnerに少なからず(in no small measure)払われるだろう。Garnerがイラク再建をこの先数ヶ月で指揮していく。

  ボロボロの国を長く続いた息の詰まるような抑圧の後で再建させなければいけない。高官に就こうと画策してる帰国させた元・亡命者達やイスラムの法律にのっとって飛び地の確立を望む武装シーア派とともに、Garnerはやろうとしている。
   戦争をするよりもっと大変な大仕事になる。いま無政府状態で混乱してるし、まずインフラを整えねば。この出来いかんでアメリカは戦争の勝利から、政治の敗北へと傾きかねない。
   1990年代にクルド人エリアを支援した経験の有るGarnerは、State Departmentでなく国防省の、Rumsfeldと堅く結びつくことになる。国防省はその本来の役割を拡大解釈して、民主主義国家としてのイラクの再建を執り行う。
   今のイラクは安全とは言い難いし、インフラはめちゃめちゃだし、物品の略奪とスタッフの離散で病院も機能してない。
   国防省が帰国させた元亡命者たちは高官にとりたてられている。過激派と穏健派のイスラムの学者達はシーア派のエリアで権力争いをしている。米国はほかに自分でリーダって名乗ってるような者はリーダにしたくないと考えている。
   今後イラクを民主化の良さに導いていくことは時間とスキルを要する。Garneは与えられた3ヶ月と言う期間は現実的ではないことは理解している。彼には、迅速さよりも、より健全な国家にすることの方が必要とされている。/


(本日のおまけ)
キーボードに早変わりするPDA用ケース
米アイビズ・テクノロジー(iBIZ Technology)社は、キーボードに早変わりするPDA用ハードケース『エクセラ』(Xela)の出荷を開始した。ケースのふたを開き、展開すると、パソコンと同じ『QWERTY』方式のキーボードになる。

・・・↑ここまでするとどうなんでしょうね。二つ以上の機能(ここではケースとキーボード+携帯性)を兼ねる場合、互いにおりあいのいいところを見つけることが重要。 ちなみに私のPalmキーボードはバタフライ式ですが二つの機能(キーボード+携帯性)のおりありが一番いいと、とても気に入っている。このお陰で、議事録とか、テキストを入力するためだけにPCを持つといううざったい負担をめでたく撲滅いたしました。Since 2000.

Posted by riko at 2003年04月24日 09:49 | TrackBack
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