2003年06月18日

Rising youth culture challenges Iran's rulling clerics

Herald Tribune(C) June 18, 2003

テヘランのひとたちの間で議論になっているのは、1979年のイスラム革命で確立されたイスラム国家の神権政治の解体について。日曜のデモでは、なんと聖職者さえ含む反体制派たちが、イラン人の政府を批判する権利の保護を訴え、絶対権力の保有、イランの最高権力者Khameneiの独裁を暗にいってるんだけど、を異端児として批判している。なんせこの国は人口の70%が30才以下の若者だからね、年老いた聖職者たちがいつまで権威を揮えるのかな、っていう疑問を投げかけたようです。

・・・私と同じ世代の、この反体制派の中から歴史的英雄が輩出されるかも。そうじゃないかも。

・・・必見!そんなころ米国では、segwayに乗ってるコケてるBushの写真!(ああ、その写真が見つからん!探して!→)(Herald Tribune(C) June 16, 2003)

Posted by riko at 2003年06月18日 07:57 | TrackBack
Comments

イランは97年の大統領選挙でハタミ現大統領が当選して以来、言論の自由化や穏健外交路線を進めてきて、圧倒的支持を得て2001年に78%の得票率で再選を果たしたのですが、依然保守派の抵抗を受けてきわどい綱渡りを続けていますね。
79年にホメイニが起こしたイスラム革命を知らない若者が、ハタミ大統領を圧倒的に支持していますが、”革命を知らない子供達”がイランをどう変えていくのか今後注目ですね。

しかし共産主義にしてもこのイスラム法の統治にしても、人間の本能と矛盾する社会システムなんでしょうね・・・。
民主主義が最高かどうかは別にして、1番人間の本能に沿ったシステムかもしれません。共産主義を嫌って東ドイツの東ベルリンから、西ベルリンへ大量の人々が流出していたのを防ぐため、ソ連がベルリンの壁を構築した時、孤立した西ベルリンでケネディが行った ”ベルリン市民”演説(私は就任演説と並び彼のベストの演説だと思っています)の一節が1番民主主義の本質を表現している気がします。
"Freedom has many difficulties and democracy is not perfect.But we have never had to put a wall up to keep our people in to prevent them from leaving us."

リコさん和訳してみて。

Posted by: ゆいちゃん on 2003年06月19日 11:47

書き忘れてましたが、Segway でこけてるBushの写真、私もIHTで見て笑っちゃいました。Segwayってこけないんですよね???

Posted by: ゆいちゃん on 2003年06月19日 11:54

マクドナルドのハンバーガーは決して美味しくないし、健康的とはいえない。しかし、アメリカ人は、たとえそこにおいしそうな荒挽きフランクフルトがあったとしても、ビッグマックを選ぶことを誰も止められないだろう。ってのでいかがですか。(Patrick談)

Posted by: riko on 2003年06月20日 02:46

座布団一枚差し上げます

Posted by: ゆいちゃん on 2003年06月20日 09:41
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