2004年08月31日

Wal-Mart

Wal-Martのケース。

・・・そんなころ私は・・・ クラスメートのXくん(一応仮名☆)とXくんの実家経由でWal-Martへ。(ケースに頻繁に出てくるWal-Martに私が行ったことがないもので。)Xくんの家族はXくんが小さいころ台湾からLAに移住したと聞いている。Xくんちは郊外の素敵なタウンハウスで、よく手入れの行き届いた芝生と、ガウン姿のXくんと妹さんが移っている卒業式の写真が飾ってある超広いリビングが印象的だった。

「アメリカン・ドリームなんだ。僕が7歳で、アメリカにやってきたとき、家族4人の所持金はたったの100万円。母は全く英語がだめ、父も上手くない。でもホラ、今見てよ。郊外の一戸建て、車は4台、僕はMBA、妹はもうすぐ眼科医。母も本当に喜んでくれていると思うよ。当初僕は本当にa,b,cも知らなくて、一切英語を知らなかったわけ。でも辛くはなかったよ。子供だったけど、性格がロジカルだからね。悲観してたら何も始まらないと思ってたんだ。結局英語が中国語より得意になるのに10年かかったなあ。」

また、彼は大学卒業後二年間、日本で働いた経験がある。

「僕にとって一番大切なのは、時間だ。日本に行く前は、日本はなんてエクセレントな国なんだろうと、大好きだった。だから日本に行ったんだ。ところがどうよ、中野・練馬から新宿でるのに、45分もかかるし、いつも込んでるし。日本が「速い」のは個人だよ。歩くスピードとかね。でも決して会社じゃない。アメリカがこんなに豊かで強いのを見てみろよ。アメリカ人のことを、やつらは働かないだとかいう日本人もいる。でも、日本より大きなうちに住み、たくさん休暇をとって、家族と十分すごしているのは、日本じゃなくってアメリカなんだよ。それは土地なんかじゃないんだよ。カリフォルニアが昔砂漠だったって信じられる?大切なのは土地等のナチュラルリソースじゃない。平等に与えられているリソース、それが時間だ。」

私たちは道すがら、結構深い話をすることができたの。このひとは珍しく必要以上に私のことを「ガイジン」扱いしない。(もう「スシ」の話は何百回したかわからない。)私はなかなか言葉が出てこないのでとってももどかしいけど、もっとたくさん話をしたいと思ってます。

帰って木曜のAccounting Concepts & Financial reporting(GSBA510)の試験勉強。半泣き!

Posted by riko at 2004年08月31日 08:08 | TrackBack
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