2003年05月12日

戦場からのニュース

ダイヤモンド社(C)『週刊ダイヤモンド2003/4/12号 「超」整理日記

反戦主張もよいが、その前にできるだけ客観的な事実を伝えてほしい。日本のメディアは、「国際化」や「グローバリぜーション」の重要性をうたいながら、それ自体は日本語の壁に守られて、これまで国際競争から隔離されてきた。今回のように全世界の人々が共通に注目する事態が発生すると、メディアの国際競争力の程度が、あからさまになってしまう。ケーブル・テレビへの関心の高まりは、日本の報道機関に対する不満の表明なのかもしれない。

・イラク戦争が始まってから、日本でケーブル・テレビの加入希望者が増加。CNNやBBCなど外国のテレビ・ニュースを見るため。
・CNN、BBCなんかは軍の動きまで見れて、日本のメディアとは見た目も全然違う。
・日本のメディアは、戦争の現場ではなく、ワシントンからの二次的情報が多い。
・日本のメディアは"外部の専門化の評論や解説がずいぶん登場する。それらが無意味だとは思わないが、私は床屋談義を聞かされているような気持ちになる。"

Posted by riko at 2003年05月12日 09:56 | TrackBack
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