2003年06月25日

The Corporate Blog Is Catching on with corporate exectives

Herald Tribune(C) June 25, 2003

企業のエグゼクティブたちがblogを始めている、という記事。彼らがどういう位置付けでblogしてるかというと、

・マーケティングの絶好の機会。でもちょっとパーソナルなものを入れないとつまんないよね。プレッシャーもあるけど嘘は書けない。(Alan Meckler, Jupitermedia )

・個人のパブリック・リレーションとして。(※Hillaryの本の写真は大統領選にプラスになるだろうって書いてあるんだって。You bet! 私のとこにも昨日届いて、正真正銘のビン底メガネ姿に大爆笑だった。)(James Horton, Robert Marston & Associates)
・会社のPR行為のエンドラン。顧客と直接対話できる場。だからといって突然びっくりするような効果が出るわけじゃない。(Tim O'Reilly, O'Reilly & Associates)
・そーなんだけど、でも少なくとも楽しいんだってば。最近行ったハイエナ猟のこととかのっけてる。でもちゃんとしたこと書かないと顧客にそっぽ向かれるから気をつける。会社でのマーケティングといっしょ。個人情報については不安。(Christopher Ireland, Cheskin)
・もし弁護士がblogでなんでもかんでも公開しちゃったら、もうそんなのblogじゃない。(John G. Palfrey, Berkman Center for Internet and Society at the Harvard Law School)
・blogは信頼できる社員にだけ任せる。もちろん取引情報の漏洩なんかはもってのほか。(Ray Ozzie, Groove Networks)
・もし非合法な行為をあおってるようなのがあったら、会社のblogに載ってるリンクに関係あるlegal disclaimerを知らせてもらえないか。法律をblogにも適用できるはず。(Lawrence Savell, Chadbourne & Parke )

…そうだよね、公の立場でパーソナルなことを書くっていう相反した行為は難しいよね。機密漏洩はありえないとかは当たり前のレベルとしても、もしPRに使っていこうってなるとね。わたしだと、もいっこの日記のほうがそれにあたるのかな。どちらもそんな高尚な野心はなく、素のまま、でもいちおー「美食(?)」を意識しているけどね(では赤裸々なラーメン体験記はかかないのか?)。いずれにせよ、必要なこと(=読んでる人にも有益なオススメ情報)+今日のデキゴトをちょっぴりだけ書く、ってポリシーはかわんない。
あと、blogについての議論は他にも、外に発信するメディアなのか、内の記録・整理をする日記なのか、ってのもあるけど。

Posted by riko at 2003年06月25日 08:01 | TrackBack
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