2003年10月28日

An Online bookeseller grows in China - Dangdang follows the Amazon model Herald Tribune(C) O

   Peggy Yu (38) と夫の Li Guoqing が、Amazonを目標に立ち上げた中国最大のオンライン書店 Dangdang.com が好調。急速な成長を遂げた。しかし、Amazonに失敗と成功があったように、Dangdangもここを乗り切れるかの正念場、とも言われている。

   文化革命後彼女の両親は再教育プログラムに入れられたが、彼女は中国の大学に入学し、そしてアメリカへの道を選び、NYUでMBAを取得した。96年にNYCのレストランででコロンビア卒業の友人を祝っていた夫に出会って結婚する。夫は英語がダメだったけど、中国でいくつかものビジネスを立ち上げていた。その中に書店もあった。それで二人して中国に戻って、Amazonに倣ってオンライン書店を開いた。1999年だった。

夫に初めてAmazon site を見せたときの驚きようが今も忘れられない。Amazon(っていうかアメリカ)のバックグラウンドと違っていた点は、1.ちゃんとした書籍・CDのDBがなかったこと 2.ネットユーザ68million中8millionしかe-Commerce経験がないこと 3.UPS、FEDEXではなく自転車配送だったこと(12都市30の自転車運送会社と契約、クレジットカードも普及が少ないので、配送と代金回収を兼ねる。)

   Dangdangって社名は、中国語でexcellentって意味だけど、同時に、キャッシャーのチーンって音や、中国でもメジャーなドラえもんの中国名にも似ていて、親しみやすいのだ。

   会社の従業員数はただいま149名。"E-Commerce Empire: The Legend of Amazon" を読むことを社員全員に推奨したり、マーケティングについてHBRを輪読する勉強会を開いたりもしている。彼女は定期的に倉庫に足を運び、例えば、○○って本が適切な位置に置かれていなかった、などのチェックをしてくる。Dangdangの典型的なユーザは25-35才の男性で、会社の昼休みや、終業時刻直前での購入が多い傾向がある。How-toもの、育児ものの本がよく売れ、反対に、推理モノ、ダイエットものは売れない。Amazonのようなレヴューの仕組みはまだ持っていない。

   ソフトバンクとInternational Bank Groupが大株主だが、公開の予定は今のところない。しかし、彼女は将来、より大規模な企業、例えばAmazonのような、にDangdangを売却してもよいと考えている。目下の目標は、商品カテゴリーを増やすこと。ギフトやチケットにまでも拡大したいと考えている、そう、Amazonがやっているように。

She is one link in a new bridge between two cultures, built of aspiring entrepreneurs educated in the United States who have returned to China to pursue their ambitions in the world's fastest growing economy.
Posted by riko at 2003年10月28日 08:07 | TrackBack
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