2004年02月28日

働く女性の「新・お取り寄せライフ」

アシェット婦人画報社(C)「ラヴィ ドゥ トランタン3月号

  • P.185 忙しい毎日だから、これが便利 働く女性の「新・お取り寄せライフ」
    パティスリー・ヒロアキのフラワーババロア。おおー、パーティ手土産の主役になれそう!(でもどの辺が「働く女性」なんでしょうか。。。)

  • P.196 強運体質の女になる
    なんとピーチ・ジョンのみかじょんのとなりに、親友の理咲が!
    誌面に加えて言うなら、彼女の偉いところは、1.必ずイケると自分の信念を貫き通すこと。 2.チームをその気にさて、どんどん巻き込んでいくこと。 です。

    話し変わって。

    For too many, globalization isn't working HeraldTribune(C) February 28-29, 2004

    Globalizationの恩恵が上手く機能していない、というのは今となっては誰しもの認めるところ。そこで、ILOが立法学者やノーベル経済賞受賞者(laureate:オリーブの冠を戴く者、の意)など26人から構成されるコミッティを携えて立ち上がった。この新聞コラムの著者はILOのダイレクターですが、彼女のコミッティの挙げる恩恵は、オープン社会、オープン経済、物資・情報・知の交換。また弊害として、GDPで120:1に及ぶ国家間での貧富の差の拡大。そしてそのソリューションは決して単純ではないとしながらも4つ挙げている。
    1.まず国内の地域社会で雇用の創出や教育に投資していくこと。2.国家間で投資・貿易を公正にしていくこと。現在は12カ国に投資が集中するのみである。3.世界的な労働問題の解決をゴールとすること。それがテロとか解決するキーにもなる。4.全世界的な統治。環境と経済の発展の両側面なんかに代表されるけど、政策が偏って刹那的なものにならないように。

    ・・・うーん、Globalizationに関して素人な私には、NYTのコラムニストFriedmanの書く分析記事の方がずっと具体的でストレートに感じますが。。。そのFriedmanは今、インドのバンガロールで海外アウトソーシングを取材している模様。9/11前後の彼のコラムをまとめた本(これまたJonnyがプレゼントしてくれた。)をいっちょまえに読み始めたのだけど、既に前書きからして面白い。彼は、Globalizationを下記のように定義していて、僕は歴史家ではないので9/11の史実を述べるのではなく、国民が9/11の体験の如く家族たちの思い出のアルバムに写真を集めるのと同じ感情を持って書いているんだ、と言っています。

    "I define globalization as the inexorable integration of markets, transportation systems, and communication systems to a degree never witnessed before - in a way that is enabling corporation, countries, and individuals to reach around the world farther, faster, deeper, and cheaper than ever before, and in a way that is enabling the world to reach into corporation, countries, and individuals farther, faster, deeper, and cheaper than ever before"(P.3)

    ・・・そんなとき私は、特許の相談をOさんにしていました。Oさんはふつーに弊社社員でありながら弁理士免許を3年かかって取った奇特な方。仕事のはなしの合間に、Oさんをドライブしているものの正体がいったい何なのか知りたくていろいろ質問してみた。特許法のルーツは労働者保護にある。ちょうど週刊ダイヤモンド2/21月号の青色LED訴訟勝訴の記事(P.**)の中で、特許法第が制定されたのは小林多喜二が蟹工船を発表した昭和**年とあるのですが、それを思い出しました。Oさんは発明するポテンシャルのある労働者を守りたくて弁理士を目指したといいます。上場企業などある程度の企業でははそういう労働者は平均よりは手厚く守られていて、私も会社の開発費がないと着手できないという意識があるので私はピンときていなかったのですが、Oさん曰く、中小企業では決してそうではない実態があるから、だそうです。本当に頭が下がります。来週ももっと質問してみようっと。

    ・・・その後私は、尊敬する素敵な先輩で業界の重鎮・O賀女史、同僚のharukaちゃん、i賀ちゃんと、西荻窪へ。O賀さんのいい女っぷりは実は西荻で磨かれる。まずバックのデザイナーさんを紹介して頂いた。素敵過ぎて物欲が炸裂しそうになるのをじっと抑える。。。そしてのO賀さんの和食の先生であり隠れた名店「おみの」(03-5370-3318)へ春の息吹を感じに。ご主人の小美野晴愛さんは京都・たん熊で修行なさった実力者。特に最後の、美濃焼の土鍋で炊き上げた、ウニ、鮑のたっぷりの海鮮炊き込み御飯の贅沢さといったら! 鮑はさっきまで、まな板の上で最期の背伸びをしてましたよ! もうすぐ3月。春はすぐそこまで来ています。

    Posted by riko at 2004年02月28日 14:27 | TrackBack
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