2004年02月27日

ブラックマンデー 週刊ダイヤモンド2/21号

P.128 黒木 亮/金融小説 巨大投資銀行(バルジブランケット) 第4章 ブラックマンデー

舞台は、米国株式市場の株価が暴落が世界的な株価暴落を引き起こしたブラックマンデーの1987年12月の東京・アークヒルズへ。ついにソロモンが東証会員権を手にし、ソロモン・ブラザース・アジア証券会社の誕生です。。。ちなみにこの1987年は、末永徹さんや松本大さんがソロモンに入った年ですが、下記にちょっと先読みしてその後の血生臭い(笑)歴史を参照しておきますね。素人の私でもおもしろいから。

  • 1990年「日本株売りファンド」
    1990年2月26日同社の大量の現物売りが、東京市場に衝撃をもたらします。日経平均は、34891円から33322円へとたった一日で4.5%も暴落します。翌日の朝刊には、外資系証券会社の裁定取引が暴落の原因、と書いてあります。

  • 1997年トラベラーズによるソロモン・ブラザーズの買収

    その松本さんですが、私は彼のマネックスメールの大ファンなのです。独断と偏見で選ぶベスト3は以下のとおりです。

    円高でも、一部ドルをもつ損はそれほど大きくない Monex, Inc(C)マネックスメール(第903号 2003年4月9日夕方発行

    3つの掛け算 Monex, Inc(C)マネックスメール(第1010号 2003年9月10日夕方発行

    『違い』をちゃんと説明しなければ、そのコミュニティーに対して貢献出来ません Monex, Inc(C)マネックスメール(第1009号 2003年9月9日夕方発行


    ・・・そんなころ私は、アーク都市塾へ! 何年ぶりかしら。友人のgucciを誘って六本木ヒルズへ。

    世界都市東京の未来
    2月26日(木)19:00~21:00『世界都市東京の未来』六本木ヒルズ森タワー49階 六本木アカデミーヒルズ タワーホール
    森 稔  (森ビル株式会社代表取締役社長)
    米倉誠一郎(アーク都市塾塾長・一橋大学イノベーション研究センター教授)

    森さんの六本木ヒルズ論は、おもしろかった!

    ・休日は平日の1.5倍 年間5,000万人(ナイアガラの滝:年間1,400万人)
    ・ビジネス25,000万人。雇用創出 サービス業 75,000人 24hrs
    ・アフター9
    ・日本はものづくりと言うけれど、製造業はGDPの20%。実はサービス業が大切。トヨタは雇用減ってる。雇用増えているのは、クロネコヤマトなどのサービス業。
    ・観光も山や海ではなく街へ行こう。観光業は、外貨獲得という意味で、輸出と同じ。
    ・職住近接のコンパクトシティ。通勤時間1.5hrsの人は20-55才の間に4年半電車に乗っていることになる。
    ・六本木ヒルズは自家発電、24hrs営業しているから効率がよい。汐留タワーはできない、24hrsでないから。
    ・森ビルの戦い。地主とプロフィットシェアリング。規制には小倉さん@クロネコなんか逮捕してくれってがんばった。

    Posted by riko at 2004年02月27日 02:18 | TrackBack
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