2004年06月28日

ヒルトンホテルに灯かりが点る ~ ヒルトンの企業戦略

The Light Is On At Hilton (P.67) 米国McGraw-Hill社(C)BusinessWeekOnline June 28, 2004

Hilton Hotels Corp. (HLT ) CEO and Co-Chairman Stephen F. Bollenbachが、これまでのHiltonの殻を打ち破り、中級ホテルチェーンPromus Hotel Corp.の買収に手をつけ始めて5年。当初は、借金まみれになってまでなんで中級ホテルを買わなきゃいけないの?って投資家たちは眉をひそめた。しかし、成果が現れてきた。建設投資なしで資産を増やした結果、中級ホテルについてのHiltonのポートフォリオとカスタマーベースが見合ってくるようになった。Promus買収まで269だったのが、現在、2,185の直営+フランチャイズのホテルがHiltonグループにはある。売上と利益の1/3はフランチャイズから来たもので、1998年のおよそ二倍に当たる。Q1の売上は9%もあがってUSD994mill、利益は4倍のUSD37millになった。更に、USD1.8bill.の負債の回収をやってのけた。USD18/1株の株価は12.5%の配当をもたらし、Marriott International Inc. (MAR ) and Starwood Hotels & Resorts Worldwide Inc. (HOT )などが軒を連ねる、S&Pのホテル・レストラン・レジャー・インデクスにも見事返り咲いたっ!

さて、ホテル産業全体を見てみよう。不景気だったホテル産業は2000年以来の低迷期を抜け出しつつある。Hiltonなんぞは2004年、$4.1 billionの売り上げと、2003年から30%アップした$214 millionの利益となると予測されている。 中級の191店舗ある Hilton Garden Inn hotelsなんかは ライバルで616店舗ある Marriott's Courtyardsと渡り合っている。

また、Hiltonは年間$145 millionの技術投資をしているが、それは主に、集中予約管理システムにである。Hiltonグループの異なるブランドを横断的に管理できるが、このクロスセリングのおかげで$300 millionの売上増加という効果を生んでいる。

ところで、リピータを増やすために、Hilton HHonorsというプログラムがあるが、こういったロイヤルティは、激安web旅行会社のExpedia Inc. (IACI ) や Travelocity.com LP (TSG )に対抗する強い武器となっている。Hiltonは業界ではじめて、こういったweb旅行会社に同じルームレートをつけさせた。

(ちょっと演歌調のタイトル和訳でごめんなさい☆)


・・・そんなころ私は、jasonのお誘いで、PAC4 Paty@Nell's bar & dining!(ここ、いいね、駅から近くて且つオープンなのが大容量パーティにぴったり) まあ、、、きれいなお姉ちゃんばっかりでビックリです。・・・しかし、この大混雑のうちの、いったい何%がホンモノのPAC4なのでしょうか???

で、ここで、たいせつ。Private Equityの話。

お金はとにかく借りる!大きく見せてかまわないから、その時点で投資家から借りる(Family Loan含む)、ということが大事。ぜったいいつかは返せるから。これが、PE 101 アルヨ~。(by Noriさん)

Posted by riko at 2004年06月28日 07:03 | TrackBack
Comments
Post a comment