2004年07月27日

藍色のベンチャー

(著)幸田 真音 (C)新潮社

「1828年(文政11年)の彦根。古着商として堅実な商売を営んでいた絹屋半兵衛は、新事業として、自らの窯を立ち上げる決意を固める。京で流行の、藍色の美しい染付磁器は、当時最先端の産業であった。しかし、それ以上の焼き物の完成を目指して奔走する半兵衛の前には、幾多の困難が立ちはだかる。初めての窯出しでの失敗、思うように開拓できない販路、役人たちとの丁丁発止の駆け引き。そんな折、半兵衛は、窯の命運を握ることとなる、ひとりの若侍と出会う。その人物こそ、後の大老、井伊直弼であった。 (Amazon.co.jpより)」

Posted by riko at 2004年07月27日 11:39 | TrackBack
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