2003年03月19日

Bush gives Saddam 48 hours to leave Iraq

March 19, 2003(C)Herald Tribune

いよいよ開戦前夜。夕べのCNNの breaking news 以来、ずっとテレビにくぎづけ。よく眠れなかったので、今朝の新聞はあんまり読めてません。ちなみに、昨日今日の新聞で頻繁に出会うようになった単語"imminent"はnounでは切迫流産の意。(by英辞郎)

...ところで、

TBSブリタニカ(C)ニューズウィーク日本版のNewsweek Japan OnlineメールマガジンNo.156 藤田正美さんの 【編集長コラム】「アメリカの戦争に大義はあるか」

を私は支持する。

・"戦争を望む人間はいない。しかし戦争をしなければならないときもある。それは戦争することによってしか平和が守れない場合だ。むずかしいのは、その判断が当事者はもとより周辺諸国の利害によっていつも異なることである。ある国にとって満足のいく状態は、別の国にとっては不満でしかない。
・だからこそ、WW2後、大義が必要になった。
・しかしイラク攻撃は説明責任を十分に果たしているとは言えない。
 テロへの自衛手段、では正当化できない。
・フランス他は「アメリカの暴走」に反対している。が、具体的に
 どうすればフセインを武装解除できるのかのalternativeも提示していない。
・米国があれだけイラクに軍事的圧力をかけなかったらフセインはどうしていただろうか。
・"対イラク攻撃が後世の歴史家からどう評価されるか、それを現時点で言うの
はむずかしい。世界を平和にする大義ある戦争か、あるいは超大国の傲慢な戦争か。ただ、どう評価されるにせよ、多くの血が流れることは変わらない。"

ちなみに、
P.**の見開き口絵では
ブタの姿をしたシラクが「戦争反対!」と叫んでいる。エッフェル塔から噴出す石油にまみれながら。

Posted by riko at 2003年03月19日 13:29
Comments

確かにブッシュのやり方もまずいですが、シラクの頑迷さは
致命的ですね。現実的な代案を示すでもなく、反対する事が
目的になってしまっている。本当に平和的解決を望むなら
なぜバグダットに説得のため、今乗り込まないんでしょうか。
それに最も攻められるべきはフセイン本人のはず。12年にも
及ぶ査察を欺き通してきたつけを今払わされるべきです。

戦争が無くなればそれが理想でしょうが、同時に平和は
タダでは手に入らない、ということも肝にめいずるべき
でしょう。反戦・平和を訴えるのはたやすいですが、今
私たちが享受している平和も、WW2で数百万、の尊い
命の犠牲の上に勝ち取られたものであることを、認識
すべきだと思います。

Posted by: ゆいちゃん on 2003年03月19日 22:09
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