2003年04月28日

Justice for Iraq

Herald Tribune(C) April 28, 2003

   Aziz副大統領が24日に拘束された。米国防省が指名手配者を印刷したトランプでは、彼はスペードの8だった。

このトランプは誰が指名手配かというactsではなく、大量虐殺や拷問など彼らが糾弾される罪状を列挙したものである。これらの罪状の裁きはイラク戦後占領における最も重要なゴールである。しかし公表された米政府の司法プランは、米国支援下でイラクが行うものであるが、やるべきことをまっとうできていない。
   そのアイデアはいいのだが、米国がかなりの金を負担して教育を実施したとしても、実行可能かどうか、本紙は不安視している。
   フセイン政権下ではイラクの裁判システムはフセインに屈して司法に背いて施行されていて、公平なものの見方が出来る法学者が現れてくれることが切望されている。これほどの大罪を処理するには国際的な司法参加が不可欠となるだろう。2002年に新設されたInternational Criminal Courtはopinionではない。
   いちばん良いのは、国連が特別裁判所を設立し、イラクやイスラム国家の司法官をできるだけ多くそこに登用すること。現在のSierra Leoneの裁判所がモデルになるだろう。間違っても戦争に参加した国から登用してはいけない。だから米国からの登用は最低限にとどめねばならない。証人がちゃんと保護されるのなら国内に、そうでないなら近隣国に設置するのが適当だ。
   指名手配者たちの何人が存命なのかは明らかではない。ほんの数人しか拘束されてないが、彼らに対して公正な裁判はイラクがけじめをつけることに貢献するだろうし、新司法のモデルにもあるだろう。司法システムを樹立することは重要な仕事ではあるが、しかし彼ら戦犯を今すぐ裁くに充分な者はいない。

…IHT一面はあとSARSとNorth Korea is pushed to disarmedですね。

…今日は朝イチで、旅行のアレンジ。再来月、O***s-open.orgのpgが来日するので、オフに京都を案内することにしました。私が京都の私設シンクタンクと仰ぐ、建築家のサチコさんが教えてくれた「建築マップ京都府」は使える。昼休みに、桂離宮の参観申込をしなきゃ。宮内庁に電話したところ、外国人枠なら予約取りやすいらしかった。どなたか京都通の方のオススメ情報、お待ちしておりまーす。


Posted by riko at 2003年04月28日 09:56 | TrackBack
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