2003年05月07日

Exiles return to help in reinvention of Iraq

Herald Tribune(C) May 06, 2003

スウェーデンに亡命中のイラク人Fadhalは、新イラクをshapeするためにペンタゴンに要請された欧米亡命イラク人150人からなるチームのリーダーのひとりになるだろう人物だが、こう考えている。
・新しいイラク憲法には宗教が入り込む余地はない
・イスラエルとの関係を確立すべき
・死刑を廃止すべき

   しかしこの考えは(イスラム国家の価値観からすると)、イラクではフセイン政権後ですら、というか、アラブ世界全体に対してめちゃめちゃラディカルなので、イスラム、イスラエル、そしてアラブの自治について、かなり挑戦的な見方に感じられる。
   互いに理解できるようになるまでは時間を要する。イラクの人たちは、彼のこと、スパイだって思うかもしれないしね。だから米軍だけでなくクルド人のボディガードもつけている。ペンタゴンが言うには、まず米国資本の事務所をヴァージニア州郊外に設置し、イラン主導になるまでの間の移行期間、執務するようにする、とのこと。

Posted by riko at 2003年05月07日 01:57 | TrackBack
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