2003年08月28日

China mediates as talks begin Herald Tribune(C) August 28, 2003

・始まった6カ国協議ではホスト国中国は、北と米国の仲裁役といういつにない動きをしている。
・中国側の見解では、今回の協議が核武装解除のブレークスルーになるとは思っていないが、将来的な交渉へのフレームワークを整える多国家間宣言への合意に導くことを目的としている。
・中国はこの25年間、自国の経済成長と台湾・香港の統治問題に注力してきたが、多国間外交の表舞台に立つことは殆ど無かった。

・米国は北が核兵器開発をやめるまで、北への外交・経済インセンティブは約束しない、としている。1994年の核開発中止の条約に北が違反したからだ。
・中国はこれまで、北の核実行力については懐疑的だったし、半島での米の武力介入の巻き添えはゴメンだったのだが、このたび米国の査察結果を受け入れるようになってから、その考え方が変わった。

・・・関係ないけど先週火曜の晩、久々にtmhから電話があった。偶然掲載紙で私を見つけたから、とのこと。これまであまり他人を誉めることのなかったtmhが、オフィスの後輩で、(優秀なんだけど)やや周囲と摩擦を起こしやすいkbyのいいところ(ひとによく質問して深く入っていこうとするところ)を誉めていたのが印象的だった。ともあれ、tmhの病気がよくなっていること、音信途切れがちなのに話し始めたとたん学生のころといくらも変わらない暖かく且つ遠慮無用な会話を約束してくれていること、私の原点を再認識させてくれること、この三点がとてもとてもとても嬉しかった。

・・・ということを話したところ、母は、もし私の大切な友人がお遍路さんをするなら、(私が居ようが居まいが)遠慮なくぜひウチによってもらいなさい、というの。これが阿波の「おせったい」= hospitality なのだそうです。びっくりした。そしてこういう施しの心に溢れた環境で育てられたことを感謝しています。

Posted by riko at 2003年08月28日 08:03 | TrackBack
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