2004年01月18日

私はなぜ結婚しないのか コンデナストジャパン(C) GQ Japan NO.09 2月号

P.** 30代独身女性50人の告白 「私はなぜ結婚しないのか」
・・・余計なお世話じゃ!・・・じゃなくって(笑) 年末に出たこの号と、先週のAERAは、共に未婚30代女子ネタ。抱き合わせで読むと面白さ1000倍。GQでは何十もの未婚サンプルを取り、AERAで勝ち組負け組分析者同士が対談を行っています。
CafeGlobeの青木さんがとってもCool! じゃあ反対に、何故結婚「する」の?って聞かれたとき、この問いはとってもパーソナルなことなのにも関わらず、大抵の人がマスコミで聞くようなステレオタイプの答えしか返ってこない、と。世の中、結婚「する」方が当たり前だと思って、そこで思考停止してるんじゃないか、って読者に問題を投げかけている。そこで考える機会を与えられた未婚30代女子は、ある意味恵まれてる、と思っていいんでしょうか。いいんですよ。

ところでその 朝日新聞社(C) AERA 2004.1.19号 P.16「負け犬はどっちだ」なんですけど、勝ちパターンを論じた「結婚の条件」の小倉千加子さんと、負けパターンの言い分を宣言した「負け犬の遠吠え」の酒井順子さんのトークバトルなんです。バトルといっても、この対談、明らかに小倉さんの勝ちなんですよねー。小倉さんが酒井さんに敬意を持ってフォローしてるんですが、そのフォローが上手い!負けるなー、酒井さん(笑)!!酒井さんはなんでもいいから結婚したいって思ってないんでしょ、という小倉さんの問いに、酒井さんが答えた結婚の条件は、「(普通の人でいい。)この人とセックスできるかという生理的な条件」とのことでした。小倉さん曰く、酒井さんは、「負け犬」と自嘲し、そう宣言することによって逆に世の中的敗北感?から解放されて自由を勝ち取っている、ただし、それで勝ち犬が過剰反応を起こしてはいけないので、キャインキャインって「負けたふりしてる」、と総括しています。酒井さんは自身の著作について、こうまとめています。「私も負け犬とは書いたけど、それで不幸だ、とは書いていない。自分のことを負け犬って聞いただけでガーっと怒ってしまう人は「負け=不幸」と思い込んでいるからだと思う。」 そうそう、私も負け犬宣言大賛成。キャインキャインっておもいっきり鳴いてやりましょう!

Posted by riko at 2004年01月18日 00:41 | TrackBack
Comments

私は30代で未婚の男性です。彼女もいません。私のコメントは、『相手がほしいけど相手がいない人向け』の物です。また、決して出会い系サイトの回し者でもありません。・・・・「結婚」という事・・・。私には、形はどうあれ、出会った男女が数え切れないコミュニケーションを交わした後、一生を暮らしていく上で『問題無い』、『一緒でいたい』etc.という点に達した時に成立する事のように感じています。・・・つい最近、『なぜ自分には相手が出来ないんだろう?』と考えていた時に気付いたのは、“相手になる人物,人物像に高い理想を思い描き過ぎている”という事でした。更に考えてみると、『あの人はルックスがいいけどココが気に入らない』『この人はココがいいけど、ココが嫌』『その人はすごくイイ人だけど、何と無く嫌』『あれは嫌。これは嫌。』嫌、嫌、嫌・・・。嫌と言う度に、自分の相手になれる人は1万分の1,10万分の1へ・・・という具合に、どんどん減って行くような気がしました。男女が出会って、知り合って、付き合ってみれば、お互いの嫌な所は嫌でも見えて来ます。それを乗り越える事が出来た時、「恋」が「愛」に変わるような気がします。

Posted by: こうちゃん on 2004年06月22日 16:17

こうちゃんさん、こんにちは。このエントリーに対してコメントくれた人、(web上に上がっていないけれど)結構いるんですよ。特に私の女友達(つまり負け犬予備軍~負け犬たち 笑) こうちゃんさんのおっしゃっている「ほしいけどいないひと」が小倉さんの言っている「なんでもいいからしたい」って思わなくなってきているってことではないでしょうか。それは「結婚しなくちゃいけない」理由が減っているからで、だったら、しなくちゃいけない理由とか、したい理由とか、ポジティブに考えてみると見えないものが見えてきたりして?!

Posted by: riko on 2004年06月26日 11:43

   ちょっと思い出したので。。。私の大好きな本に、小池 真理子・藤田 宜永夫妻の「夫婦公論」ってのがあります。「寝室に持ち込んではならないのは、自立した"私"や確固たる主体性である」「私が望ましいと思っている寝室での男女の行為は、セックスを除けば、"何もしないで一緒にいること"です。ふたりで天井の木目の数でも数えているような、まったく発展性のない、死んだような時間をすごすことです。そんな時間をすごせない相手と一緒に暮らすくらいなら、ひとり暮らしをし、よき友人と意見を戦わせ、金にあかせてでも毎晩、女の子をとっかえひっかえしている方がずっと面白いと思っています。」  これは夫君である藤田宜永さんの意見ですが、おんなの私もこれに大賛成。

   何がいいたいかというと、いわゆる理想っていうのは、ルックスとかサラリーとかじゃなく、意外と、こんなことだったりするんじゃないかな、ってことです。ルックスやサラリーで刺激のある相手を見つけるのも大変だけど、すっぴんの私を受け入れてくれて、なんでもないやすらぎを共有できる相手をみつけるのも、これまた大変。

「夫婦公論」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087471853/olcaee-22/

Posted by: riko on 2004年07月05日 02:17
Post a comment