2004年04月12日

The Camphone Revolution

米国McGraw-Hill社(C)BusinessWeekOnline April 12, 2004

カメラ付きケータイは日本では2000年から、日本以外でもNokiaが2001年に始めた。消費者は、point-and-shoot cameraがケータイについていたらよろこんで使う、っていうことがわかった。消費者は今年2900万枚もの写真を撮るだろうと予測されている。もはや disruptive technology の古典的ケースと言ってよいだろう。そして人々がアナログ写真からデジタル写真に乗り換える触媒となっているのだ。このカメラ付きケータイのブレイクで、喜んだ人、苦しんだ人、それぞれいる。Vodafoneはサイトへのアップロード+プリントアウトサービスを始めた。セイコーエプソンやHP、キャノンは、PCナシでプリントアウトできる廉価なプリンターを出した。コダックやFujiはケータイから直接プリントアウトするKIOSK端末を開発した。(↓写真。カメラ量販店でプリントアウトにいそしむ中年男性の図。※モデルはあたくしの父でございます、オホホホ)

Nokiaは、PCなしでTVにつないで楽しめる、2万枚の写真を収納できるHDみたいのを開発した。 昨年は、1200万通のいわゆるマルチメディアメッセージが地球上を飛び交い、その結果、発生した収益は$157mill。更に2006年までには$3.2billを通信キャリアにもたらすだろう(Strategy Analytics調べ)。それでも世界中でそれらのうちの2%としかプリントアウトされておらず(Gartner調べ)、2000年の日本では10%なのだ。これと同じペースなら、2006年までにcamphoneから3bill枚の写真がプリントアウトされ、$500millの収益増を期待できるだろう(Kodak調べ) ともかく別のマーケットにbargainingしている携帯電話会社にとっていいニュースであることは間違いない。

 Here's my dad who is trying to print out his digital photo with Fuji's in-store kiosks like BW's P.22. He could print them out right away without a PC. Intentionally or unintentionally, his activity contributes to my current job in a telecommunication company in Japan, research for camphone! :-)


・・・ そんなころ私は、風邪→思いつきで強引に引越し(夜逃げさながら☆)→実家に帰省→帰京→出勤っていうのを三日でやってのけ、もー、くたくたです。

・・・ 実家では、うちに出入りしてる着物と焼き物の師匠、丸笹さんに、清水焼の樋口一星の着彩祥瑞文(ちゃくさいしょんずいもん)の磁器について教えていただいた。また、庭園の師匠、美馬さんには、うちにあった餅臼を使って、造園していただいた。我が家は貧乏なので助け合って暮らしている昔ながらの大家族制で(笑)、かつ、人の出入りに非常にオープン。そのお陰で、その道のプロを通じて自由に美に触れることができるという恩恵に、教養に欠ける我が家でも預かることができているのです。お茶の師匠、村崎さんにいただいた桜のお椀で福寿園のさくら茶をいただく。ふーっ、つかの間ののどかさです。

 

・・・ あと、羽田空港で、「United...」とボディに書かれたジェット機を見かけました。「あれ?ここ成田じゃないよな。。。」よく見ると、「UA」のロゴとは似ても似つかぬ無機質なデザイン。続きを読むと、それは「United States of America」とかかれているではありませんか。・・・そうです。チェイニー来日中なのです。軍用機でもなく、エアフォースワンでもない地味目の機体のうえ、本人が出入りしている訳でもなかったのですが、ミーハーなので、すかさずmoblogしてしまった私です・・・

Posted by riko at 2004年04月12日 20:17 | TrackBack
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