2003年05月29日

The beauty business - Pots of promise

The Economist Newspaper Limited (C)The EconomistMay 24 th 2003

P.63 The beauty business - Pots of promise

・・・美への情熱は、文明と同じくらい、歴史が長い。美のビジネスの発展に関してはふたりの女性の活躍によるものが大きい。ってbeauty business 近代史なんだけど。ところで記事によると、美しい肢体とはバストとウエスト/ヒップの割合が0.8以下の数値が望まれ、なんとBarbieなんかは0.54だそうな。この指数が低さと人生のナニカは相関してたりするんでしょうか。

・$160 billion-a-year global industry, encompassing make-up, skin and hair care, fragrances, cosmetic surgery, health clubs and diet pills

・1909年、L'Orealの前身が創立(仏)。
・1912年、Niveaがハンブルグの薬剤師によって設立。
・同じころ、日本ではShiseidoが。

・1910年、(つづく)

Posted by riko at 23:58 | Comments (0) | TrackBack

2003年04月21日

The Syrian question

(C)Herald Tribune April 21, 2004 (-The Economist, London)

 シリアは独裁政権(dictatorship)だけどフセイン政権下のイラクよりぜんぜん安全だ。シリアはイスラエルの兵力には匹敵しないし、トルコやアメリカ占領下のイラクに取り囲まれている。UNにも武器の申告をちゃんとしてるし。

 国際法のもとでそんな脅威にならないだろう。
 アメリカはそんなに鼻息を荒くしなくてよいだろう。新たな民主化政権の妨げにはならない。
 アメリカはシリアがパレスティナのHamasのようなテロリストを擁護していると躍起になっている。シリアはHamasはテロ集団でなくてmovementだと講義している。Assad大統領はHamasの自爆攻撃をフランスのナチスへの抵抗になぞらえている。だからシリアをつぶすことはユダヤ国家を揺るがすことになるし、それはBushが宣言する新生アラブというパレスティナのtwo-state解決策ではなくなっちゃう。
 シリアはかつてのイスラエル-アラブ間の平和を揺るがす存在だったが、今はアメリカのイラク再建ほど危険な存在ではない。/


・・・そんなころ私は… ブラボー!『Quidam』!!(Cirque du Soleil)

ファンタジックで哲学的な、ギラギラ飾り立てたキリコの絵みたいな・・・っていうかかなりラリってるかんじの舞台演出と、
鍛えぬいた身体、洗練されたアクロバット。
この、虚と実が共存しているところがすごい。

Diaboros』中国ヨーヨーの女の子たち!もう何十年もやってるような落ち着きっぷりといかにも楽しそうな弾むステップ
Vice Versa』静寂でゆっくり流れる時間の中で、禅のようなギリギリの緊張感と男女ふたりの身体で表現する究極の美。
Banquine』ここには難しい仕掛けや道具はひとっつもない。あるのはヒトの身体と巧みな技だけ。まるでトランポリンの上をはねるようなジャンプ、ターン、フリップ!

何度もいうけど、ここには種も仕掛けもない。疑いようのない感動だけがあります。
(私が行きたい行きたいって吹いてたら先回りしてチケットとってくれてたkobaさん、ありがとう!)


・・・で、感動覚めやりませんが冷徹にworkに戻り、ほのぼのと『はなまる』で讃岐うどん食べて、夕べはおとなしくおうちにかえりました。


Posted by riko at 09:13 | Comments (1) | TrackBack

2003年03月24日

What kind of victory?

The Economist Newspaper Limited (C)The Economist March 22-28, 2003

P.11 What kind of victory?
アメリカは not just to sweep all but to win as cleanly as possibele で、アラブの integrity を尊重するって言ってるんだけど、あたりまえだよねえ、インベーダーにしのごの言われたくないってば、ってこと。

A clean victory is liable to be followed by a messy peace だけど、では、今回の"victory" っていったい何なのか。  それは、アラブが今現在自由だと感じているよりも、戦後自由じゃなくなったって感じさせないこと。そして、戦争によってかかった人間や経済の損失(コスト)を目の当たりにして、人々はその戦争の背景、いきさつ、今後、を考えるようになること、としている。  

…そんな"victory"にかかる対価(コスト)は余りに大き過ぎはしないのでしょうか…。  

P.12 After Iraq
イラク戦後は、イランなんかはまだ核兵器を所持してるにしても、リビア、イスラエルがイランの恐怖におののくことは軽減されるだろう、とのこと。)

・・・ところで、ブロードウェイミュージカル「Noise and Funk」はサイコウだった!
昨日が東京公演の千秋楽で、NYCで見て大感銘を受けたという「ゆいちゃん」に連れていってもらいました。(Thanks! 今日はbkkは恩赦につきお休み)

「Noise and Funk」は、黒人の歴史を、アフリカの奴隷船から、Wall StreetやBroadwayで成功を掴むまで(とステージでは札束を掴んでた!)を、すっごい迫力のボーカルとめっちゃシャープなタップに乗せてる、ファンキーなミュージカル。三面鏡を使ったひとりタップのシーンがサイコウにクール。また、生活・労働環境がひょっとしたらマシかもしれない北上したくって「Chicago, Chicago, Chica-----go!」と歌うシーンに思わず共感。

セヴィアン・グローバー (振付・主演、トニー賞受賞)、かっこよすぎ! 千秋楽のためか、ステージ後、興奮渦巻く客席を走りまわったりファンをhugしたり、そりゃあもう大変な騒ぎでした。

Posted by riko at 12:46 | Comments (1) | TrackBack