2004年01月16日

WHO IS THA REAL DEAN? TIME Inc(C)TIME(タイム) January 12, 2004

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P.20 Inside the Mind of HOWARD DEAN
怒りっぽいってイメージのDeanですが、その真相はいかに?!って特集。・・・やっぱり怒りっぽいみたい(笑)そして笑うときはホントに爆笑する、かなり感情豊かで人間味のある人のようですね。本人曰く、医者で慎重派の奥さんと自分を対比して、自分は直感的で、イケイケドンドンだって言ってますね。彼のイメージに対するアンケートでは、「愛国的」が81%でトップ、ついで「大統領になりうる」「国家の問題を理解している」と続きます。「力強いリーダーか」「充分な経験を持っているか」「テロに充分対処できるか」は概ね6割、冒頭の「カッとなりやすい」はたったの二割でした。

ちなみに昨日のIHTでは、ちっとも表舞台に出てこないDeanの奥さんのことが記事になっています。書き出しが面白かったね。「Deanの講演を熱心に聞いていた初老の男性、彼が講演で一番効きたかったことはDean政策の核になるであろう国家予算のことでもない、長引く戦争のことでもない。『いつになったら奥さんをお披露目してくれるの?』」って(笑)。奥さんは見た目超フツーな感じですが、お医者さんで、「お互いの仕事がそれぞれ大切なことってあるじゃない?ね、そうでしょ」って、かっこいいです。本当の意味でクリントン夫妻よりもずっと、二人四客な夫妻だ。クール!ああ、あたしったらなんだか女性週刊誌みたいに下世話だわ・・・

・・・私は、内政より米国の選挙のことのほうが気になるわけではないのですが(WW2以降初の自衛隊派遣で揺れている時だっていうのに)、予備選や大統領選を外野からエンタメとして?100倍楽しむためにいろいろ読んでおきたいなあと思います。その方がCNNもThe Tonight Showも断然聞き取りやすいのだー。

ところで、今日は奇跡がいくつも起こったの。昔傘をかぶせてあげた傘地蔵さんが今朝やってきたのかと思ったほど。(すんません、放送禁止スレスレのイニシャルトークで、なんのこっちゃわかんないですね)
1)これまで私のブレーキ役だったL、R、Mが今日は、私の意見の賛成派として背中を思いっきり押してくれたこと。"I absolutely agree with you."" I say "go for it" と言われて悪い気する人はいないと思います。今まで裏方だったM女史までが表に出てきてまで強く信じてくれたのがビックリするほど嬉しかったのです。
2)元上司のMTMTさんから久々に連絡が。なんと私が慕っているA子さんからA子さんの旧知のMTMTさんに私のことで連絡があったとのこと。私の慕っている目上の方ネットワークがくるりと一回転したのを知って嬉しかった。
3)私宛のメールが別人の元に誤配信されたらしく、受け取った方が善意で私に返送してくれたのですが、ナントその方、OL美食特捜隊の読者の方だったってことがたまたま判明!ちょ~お、ビックリ。まるでYou Gotta Mailじゃないですか(笑) いやあ、イッツアスモールワールド!

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2003年06月22日

Can the Class of 89ers SAVE JAPAN?

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TIME Inc(C)TIME(タイム)

89'卒(の東大くん)は日本を救えるか?!
彼らが社会に出るころを皮切りに、バブルの絶頂期から一転、元号が変わり、しょーもないスキャンダルで短期政権が続き、日経平均暴落、自民党が倒れ、震災やテロ・・・。で、卒業したてのころに描いてた未来よりも今描いている未来は悲観的になっているけど、でもお金だけにこだわるわけでもなく地道にやってるよ、とのこと。

・・・というけれども、彼らの世代と私の世代には大きな違いがあるのだ。彼らエイティナイナーズは、高度成長期生まれのバブル期育ち。わたし、オイルショック期生まれの就職氷河期育ち。だって遊び方が断然違うってば! かたや、ヨット+別荘+パーティ(学生時代はユーミンのBGMで苗場でスキーに連れてって。)。わたしたち清貧チーム、せいぜい車とかサッカーとか。(ってわたしだけか?!) もとい、バイタリティだってそれぞれある。エイティナイナーズは大学時代に派手にパー券を売ってた人達が、ナイティシクスティーズは就職氷河期の中、在学時分から塾講師派遣会社を創業した人達が、現在それぞれ社会で屋台骨になっている。まあ、 わたしのまわりのサンプリング(かつ私の主観入り)なので一般化できるかどうかは別ですが。

…「仙太郎」の水羊羹を三越で。しかし自分一人で食べてしまった!愚か。。。

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2003年05月25日

The Oily Americans

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TIME Inc(C)TIME(タイム) May 19, 2003

P.39 The Oily Americans
50年に長きにわたる、石油にまみれた、中東と米国の歴史。登場人物は、第一幕(1950年代)では、イラン、英、米  第ニ幕(1970年代)では、米、ソ、アフガン、イラン、イラク、サウジ。

1)1950年代:一部英政府も入ってるAnglo-Iranian Oil Co.が全イラク中の石油の営業権を握ってた。そこでは原油のレートと価格、そして、イランの手取額が決められていた。イランと英の間で交渉を担当していたのがイランの上院議員Mossadegh。彼は、のちのち産油国と米企業の間での標準にもなるのだが、50/50の契約を求めた。英はそれを拒み、Mossadeghは国営化に成功、National Iranian Oil Co.となる。

英に取って代わって米が参入。石油をデリバーする手段をイラン単独では持ってなかった。また大量に出まわることによる価格の暴落で脅かしつつも、結局経済制裁があったので、ちょっとしかデリバーできなかった。ついに、Eisenhower政権で海外支援は打ちきられ、ソ連の侵攻のウワサで市街では暴動が起き、アンチソ連、アンチ英のMossadeghは失脚。親米派のPahviが統治に返り咲いた。メディアでは民主パワーによるクーデターとも言われた。

一方そのころ、イギリスは手放したことを後悔していて、なんと、CIAに歩み寄っていた。CIAはイランの新聞に親Pahvi、反Mossadeghな情報操作をしたりし、Mossadeghは失脚、イギリスはイランを再び取り戻した。そしてそこには、ExxonMobil, ChevronTexacoの前身たちも参入した。

一方、米は海外支援の蛇口をひらいた。25年にわたり税金から投じられた額、なんと20 billion USD以上。その殆どは、イランの軍やPahviの私警察の支援にあてられている。

2)その後1970年代後半:ソ連とアフガン。ソ連はこれまで石油を自国でまかなっていたのにまもなく無くなると主張し、カーター政権のとき、アフガンを通って中東に入ろうとした。レーガン政権になって、Weinberger国防庁長官はペルシャ湾岸に基地を設置することを主張、サウジにそれを設置し、Egyptなどと共同軍事訓練なども行った。そしてソ連を抑えるため、多額のUSD、大量の兵器をアフガンのゲリラに与えた。現在、米の敵Bin Ladenとなっているゲリラの手に渡っている兵器が、まさにそれだ。

同じ頃、イラクのHusseinを秘密裏に支援していたレーガン政権。1980年代のイランのイラク攻撃以後、米は現地に残った。化学兵器の存在も米は知っている。

結局のところ、ソ連・ロシアに石油の欠乏はなかったし、それどころか、サウジに次ぐ世界第二位の石油産油国。中東の石油の主要な買い手でかつ3 million bblを米を含む他国にシップしている。世界だって、石油の欠乏なんてしていない。国内の保有をおろそかにし輸入に頼ってきた、唯一、アメリカだけが危ないのだ。


・・・本日も晴天のなか終日bkk@銀座。秋に種を撒き始めてから6ヶ月たった。あいかわらずlow performanceではある。しかしここ数週間、S/Cとも、かけた負荷に手ごたえがアル。(というのも自分の言葉で理由を述べることができるのだ。)こんなこと言って信じてもらえるほど世の中甘くないが、私の師匠こそが信じてくれている有難さ。こんどこそ本物のbreak throughか。そうだといいな。継続的な負荷はbreak throughなり。ローマへの道は半年以上かかる。石の上から早く飛び立ちたいよ。。。

・・・ランチ@ISORA blu(03-5524-2520)♪ ピッツアはいずれも薄型だが生地はモチモチ、程良い塩加減、縁辺部は強火の釜ならでわの焦げでクリスピー!!こんなおいしいピッツア、久しぶり!! "Polopo"(\1700)はフレッシュトマト、イイダコ、オレガノで、オレガノの香りと海の塩気とトマトのジューシーさが絶妙のコンビネーション。"PomodoFres"(\1600)はトマト、モッツアレラ、プチトマトで、ダブルトマトにこってりモッツアレラが挟まっているのだが、プチトマトの方はレアなので酸味がたまらない。白じゃこのパスタ"Lingu Bianchetti"(\1800)はチーズがまったり絡んでいるにもかかわらずさっぱり味でこれまたイケル。これだけで、2.5人分くらいでした。


・・・そして、銀座吉水(03-3248-4432)を下見。Japanese高級B&Bだ。柿渋塗りの竹の床、藍の竹の床、急がなくてよさそうなお風呂、特注のつくばい、ひとつひとつ違う机やランプ、50人程度のミーティングスペース(昨日は源氏物語の会が開催されたそう)。お部屋はミニマムだけど、窓が二面に必ずあるので、決して息苦しくない◎。なにより、ひと、がいいね!! スタッフの女性は吉水をとっても愛している感じがしたし、これって最高のホスピタリティ。吉水 in progress なのもいいね。部屋、場所、価格から、ひとりで優雅な家出か、気心の知れた女友達または姉妹でとか、つまり京都の片泊まり的に利用するのがよろしいかと思いました。

Posted by riko at 23:50 | Comments (0) | TrackBack