2005年05月16日

Chile: The Latin American Tiger?

[ hbr]

(HBS 9-798-092)

"Examines Chile's development strategy since 1973. Following a series of domestic economic reforms, the country must decide whether to join a regional trading block. Considers the advantages and disadvantages of regional trade agreements and examines the differences between a free trade agreement (NAFTA) and a customs union (Mercosur). Teaching Purpose: Used to illustrate alternative regional trading arrangements following several cases on the European union. "


・・・そんなころ私は、チリの石原慎太郎?! ノーベル文学賞作家・詩人のパブロ・ネルダの愛した海の家Las Casas de Pablo Nerudaのある、Isla Negra (スペイン語で「黒島」だよね)にワンデイ・トリップ。労働階級に生まれたパブロは、文学だけではなく政治にも長け、人生の後半をチリの葉山?!・イスラ・ネグラで過ごす。詩を愛し、海を愛し、船を愛し、ワインを愛し
そして(例に漏れず)女を愛した人生。コレクターを自認するパブロのship head figureやワインボトルのコレクションの数々。ここの海は粗い花崗岩が斑状玄武岩?を包む??荒々しい地形のビーチ。

いっしょに行ったProf. Dasu と Prof. Shorrは、エコ・ツアー運営会社の起業について盛り上がる。そこで、ナンチャッテGeologistの私が、アメリカのビジネススクールで珍重されることを発見。日本ではやや肩身の狭い?私のバックグラウンドが、ここではお金を生む牛とされるから、多様性の国は居心地がいいね。

Posted by riko at 10:58 | Comments (0) | TrackBack

2005年04月30日

TCL Multimedia

[ hbr]

TCL Multimedia (Feb 25, 2005, HBS 9-705-404)

中国「深土川」(しんせん)ベースのTCL Multimediaがテレビ受信機製造・販売で成功。もともと携帯電話機の卸業の同社は、徐々に製品分野を広げ、さらには香港、ベトナムの企業とジョイントベンチャーを起こし、製造でも成功することとなった。容易に進出できない国には、買収やジョイントベンチャーという形態で、OEMとして進出していく。既に東南アジアで成功した同社、北米、ヨーロッパへの進出はいかに。

Posted by riko at 07:51 | Comments (0) | TrackBack

2005年04月28日

P&G Japan: The SK-II Globalization Project

[ hbr]

P&G Japan: The SK-II Globalization Project (HBS 9-303-003)

これまでのP&Gのコモディディ商品と違う、SK-IIの日本での成功要因は何か。グローバリゼイションの方向性と、P&Gの組織体制のシフト(インターナショナルからトランスナショナルか。アービトレージかレプリケイトか)は。中国とヨーロッパではウケるか。

Posted by riko at 07:49 | Comments (0) | TrackBack

2005年01月15日

アイスデライツ

IceDelights (C)HBS *-***-***

アントレを目指すHBS二年生3人組、ちょっと切ない春の冒険。   のために、卒業したら、フロリダでIceDelightsのフランチャイズィーになるって。・・・えっ、それって起業じゃなくって脱サラちゃうんっ?! 13日から始まった、BAEP551 起業論 のクラスの教材です。

Posted by riko at 09:57 | Comments (0) | TrackBack

2005年01月14日

シュダイス病院

The Focused Factory (C)Harvard Business Review May June 1974 P. 113

Shouldice Hospital Ltd (C)HBS 9-683-068

GSBA504 オペレーションマネジメントのクラスの教材。ヘルニアの手術をファストフードのごとく回転率の高いビジネスにしたカナダの病院の話。適切なベッドの数を計算する宿題がでます。

Posted by riko at 18:22 | Comments (0) | TrackBack

2004年08月31日

Wal-Mart

Wal-Martのケース。

・・・そんなころ私は・・・ クラスメートのXくん(一応仮名☆)とXくんの実家経由でWal-Martへ。(ケースに頻繁に出てくるWal-Martに私が行ったことがないもので。)Xくんの家族はXくんが小さいころ台湾からLAに移住したと聞いている。Xくんちは郊外の素敵なタウンハウスで、よく手入れの行き届いた芝生と、ガウン姿のXくんと妹さんが移っている卒業式の写真が飾ってある超広いリビングが印象的だった。

「アメリカン・ドリームなんだ。僕が7歳で、アメリカにやってきたとき、家族4人の所持金はたったの100万円。母は全く英語がだめ、父も上手くない。でもホラ、今見てよ。郊外の一戸建て、車は4台、僕はMBA、妹はもうすぐ眼科医。母も本当に喜んでくれていると思うよ。当初僕は本当にa,b,cも知らなくて、一切英語を知らなかったわけ。でも辛くはなかったよ。子供だったけど、性格がロジカルだからね。悲観してたら何も始まらないと思ってたんだ。結局英語が中国語より得意になるのに10年かかったなあ。」

また、彼は大学卒業後二年間、日本で働いた経験がある。

「僕にとって一番大切なのは、時間だ。日本に行く前は、日本はなんてエクセレントな国なんだろうと、大好きだった。だから日本に行ったんだ。ところがどうよ、中野・練馬から新宿でるのに、45分もかかるし、いつも込んでるし。日本が「速い」のは個人だよ。歩くスピードとかね。でも決して会社じゃない。アメリカがこんなに豊かで強いのを見てみろよ。アメリカ人のことを、やつらは働かないだとかいう日本人もいる。でも、日本より大きなうちに住み、たくさん休暇をとって、家族と十分すごしているのは、日本じゃなくってアメリカなんだよ。それは土地なんかじゃないんだよ。カリフォルニアが昔砂漠だったって信じられる?大切なのは土地等のナチュラルリソースじゃない。平等に与えられているリソース、それが時間だ。」

私たちは道すがら、結構深い話をすることができたの。このひとは珍しく必要以上に私のことを「ガイジン」扱いしない。(もう「スシ」の話は何百回したかわからない。)私はなかなか言葉が出てこないのでとってももどかしいけど、もっとたくさん話をしたいと思ってます。

帰って木曜のAccounting Concepts & Financial reporting(GSBA510)の試験勉強。半泣き!

Posted by riko at 08:08 | Comments (0) | TrackBack

2004年08月18日

それでも第六感を信じるとき When Trust Your Gut

[ hbr]

Harvard Business Review February 2001 P.**

明日のLeadership Development(GSBA 502A)の副読本。前作「Don't Trust Your Gut」へのアンチテーゼ?(本当は出版年次が前後逆。)だってそうはいうものの、多くのCEOたちは、その決断の規模が大きければ大きいほど、自分の勘に頼ることがある。一方、定量データなど事象の詳細は部下たちがちゃんと見てからCEOに報告しているから、CEOは勘を信じてもいいんだ、という考えもある。ただ、そういうとき忘れてはいけないのが、決断の背景にあるものを知ることや、「Empathy」(ちなみに、蛇を見てコワい!と怯えるのが第一種感情、その逆の機能とされているのが第二種感情の「empathy」)。例えば、Iowa Collegeの研究によると、脳のempathyをつかさどる部分を傷つけても、被験者の知性、言語機能、自動車の運転、記憶、注意力には何の影響も及ぼさないが、しかし、ある悲惨な事故の写真を見せても、被験者は何も感じなくなるのだそうだ。云々。

・・・そんなころ私は、、、Strategy(GSBA540)のcaseは「Coka-cola vs Pepsi」。アメリカ人の一日平均コーラ摂取量はいくらでしょう? 答え:およそ1.8Lです。 ・・・明後日のプレゼン大会に備え、明日は夜中まで学校で練習になるに違いない。

↓なぜか授業の前に、Coka-cola vs Pepsiのコーラ飲み比べ大会。

Posted by riko at 23:48 | Comments (0) | TrackBack

2004年08月17日

第六感を信じるな! Don't Trust Your Gut

Harvard Business Review May 2003 P.**

明日のLeadership Development(GSBA 502A)の副読本。ディシジョンメイキングにおいてひとはときに第六感に頼ってしまうものだが、他にもっと確実な代替品はないの?その代替品が「Search and Evaluate」。「2×2」みたいなマトリックスでやるの。
例えば・・・

・・・そんなころ私はもー、すでに予習でひーひー言ってますが。。。 昼休み、コアのクラスのValueを決めます。うちは日本人のShunががんばって「誠」ってのを候補のひとつに入れ、そして採用されました。やったぜ、Shun! 

午後、キャリアのセッション。講堂で一年生270人全員集合。そう、入学直後から、(いや、正確には入学前から)就職戦線の火蓋は切って落とされてる。おもしろい。

アントレになりたいひとーっ?ハーイ! エンタメにいきたいひとーっ?ハーイ! 

って感じで、これまでのバックグラウンドとこれからなりたい自分が呼ばれたら起立するの。こうすると270人のキャリア分布図・過去/未来がグラフィックに見れておもしろい。うちは圧倒的にアントレ、会計、エンタメ志望が多いですね。反対に、I-bankのバックグラウンドを持っていて、卒業後もI-bankでキャリアアップしたいってひとは極端に少ない(いい学校だ・・・笑)

あと、どういう人生を歩みたいか、今までの人生で得た最大の宝物は何か、とか、赤裸々に棚卸するんですが、ここで隣の席の、Cal系技術マンのSidとひそひそ話で盛り上がった。Sidの宝物は「奥さんと出会ったこと」。いやあ~、ウラヤマシイはなしです。わたしも結婚してたらこんなとこ来てないわよー、って言ったら(笑)、女性の社会進出率ナンバーワンを誇る(90%以上)韓国系OLのInSookと上海系OLのDが乱入し、ガールズトークに・・・!! 

帰りにAlexと恋愛話で盛り上がる。女性は男性の内側を見て好きになるけど、男性はまず見栄えでそっこー突進する動物ってはなし(爆)(どこにいってもおバカな話をしてしまう私。しかし、侮るべからず。おバカな話は世界共通言語なのだ。)

Posted by riko at 23:43 | Comments (0) | TrackBack

2004年08月16日

何がリーダーを作り上げるのか What Makes a Leader

Harvard Business Review May 2003 P.**

本日のLeadership Development(GSBA 502A)の副読本。何がリーダーを作り上げるのか。その答えは、Self-Regulation, Motivation, Empathy。中でもEmpathyは別に「あなたもOK」「わたしもOK」って妥協のこといってるんじゃない。Empathyはビジネスっぽくないって聞こえるかもしれないけれど、実は違っていて、賢い決断を下す際に、従業員のことを深く考えるプロセスなんかで、非常に重要なんだ。

・・・そんなころ私は、Foundation Weekが始まる。本コースに飛び立つ前の滑走路、、、のはずなんだけど、、、なんじゃこりゃー!私は朝5:30起床、パンをくわえたまんま6:00にうちを出て、夕方まで授業みっちりあり、そのあとなにかしらパーティがあって、帰って明日の予習をし、寝るのは27:00だよ。ひーっ。Strategy(GSBA540)のcaseは「Wal-Mart」。

Posted by riko at 23:39 | Comments (0) | TrackBack

2004年03月20日

プライシングの戦略メカニズム

[ hbr]

ダイヤモンド社(C)ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビューApril 2001

古くてゴメンナサイ。でも、今回もある案件で参照した、これは我が家の保存版なの。P.57では従来の「コスト・プラス法の問題点」を述べ、固定費・変動費以外に、原価低減の意識の欠如とか需要、競争を意識すべき、と指摘している。P.60からは「現在におけるプライシングの体系」を9種に分類して紹介、図2のテリスによる価格戦略の分類を一覧すると良いと思う。クーポン戦略とかの例も織り交ぜられていて、教科書的に面白い。

・・・さて、そんなころ私は、桜ハンター!!羽澤ガーデンに早々いったものの、まだ咲いてませんでした・・・しょんぼり。でも久々にyuduやmiho、henryたちと食事できてとっても楽しかったです。

Posted by riko at 16:05 | Comments (0) | TrackBack

2003年05月27日

ハーバードMBAをとった日本人55人の人生ゲーム

[ GQ, hbr]

コンデナストジャパン(C) GQ Japan NO.02 7月号

P.38 ハーバードMBAをとった日本人55人の人生ゲーム
・HBS卒業生のその後
・東京で働いているのは220人。

P.23 パワーブレックファスト
・女性CEOの会(南場さん、矢野さん、小川さん)

P.56 帝国ホテル、秘密の☆サービス
・ピアノ

P.** 今、そこにあるセックス

・・・折りしもb-school関係二連発。GQのは55人に取ったアンケートが見所。HBSというよりいわゆるb-scholのカッコイイイメージ作りって意味でとてもよくできてる特集。これ以上に、HBSが他の学校とどう違うか(:-))、まで訴求してれば相当おもしろかったかも。東京に220人しかいないのが意外だった。もちろん「も、いる」との感想のひともいた。ゆうこさん、ぺこちゃんさん、iszkさん、ttyさん、mktnさん、、みなさまステキよ♪

・・・復刊?したGQという雑誌はコンテンツは面白いね。更にエッジが効いたマガジンハウス(C)Brutusってかんじ。二冊目だけど、はずれなかった。どなたか読まれてる方いらっしゃいますか。

Posted by riko at 23:59 | Comments (2) | TrackBack

MBA新時代

朝日新聞社(C)「AERA (アエラ)」2003 6/2 号

P.8 MBA新時代始まる

・第三次MBAブーム。背景として不況により、社員側:リストラで危機感 会社側:高い処理力を要されるM&A等案件増 高まるミニCEO熱:子会社CEO
・企業派遣の成功事例(ローソンCSカード/CBS98):財務知識+ケースin biz school=高い処理能力→会社/社員がWin-Win
・企業派遣にも変化、帰国社員に留学のROIを求める。

・・・私自身がこんな記事を手に取っている不思議。。。ところで、企業が図るべきROIってなんなんでしょうね。社員だけでなく、企業は本当にペイしているのだろうか。コストは単純足し算で算出できる。ではレヴェニューは? 私の周辺では私費留学アラムナイが圧倒的に多かったので、当たり前だけど彼らは自分でROIを図ってるんだよね。この成功事例のように、アドバンテージだけではないもんね。この成功事例だって、果たして学校に行かなかったら得られなかったことなの? CBSじゃなきゃ得られなかったこと? 日本の学校だったら得られなかったこと? あ、ペコちゃんさんだ。

・・・そうそう今日は、まもなく渡米のkbyさんらとランチ。
・ED等とにかく早いラウンドで保険を準備。
・学校オタクになるより、矛盾のないstory作りを。

Posted by riko at 23:54 | Comments (0) | TrackBack

2003年04月22日

売れる値付け 脱・安売りは時価、変価、個価

日経BP社(C)「日経ビジネス2003年04月21日号

高級おにぎりのコスト構造チャート(P.32)によると、ごはん10%+具20%+海苔5%+包装紙10%+物流生産向上20%+粗利率35%。安いだけでは売れない。逆にいうと、ちょっとした見せ方で付加価値つけられるってことよ。

 …ちなみにダイヤモンド社(C)『 ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー2001年4月号「プライシングの戦略メカニズム」では理論が展開されているのだけれど、それが成功したコスト構造チャートと失敗したそれとでどう違うか、とかあればよかったのにな。

P.06 「イラク復興ビジネス・まず商社が動いた 先手打つ伊藤忠 実績の三菱商事」
三菱商事はこれまで石油・プラントなどでイラクから約1兆円の受注実績があり、現在の債権でも約570億円だが、債権放棄してかわりに新しいビジネスを目論む。商社以外の温度は低く、その理由のひとつに「露骨に動くとひんしゅくを買う」。 …資本主義での企業倫理ってなんだろうね。

P.145 「銀行サービス、8割超が不満 」手数料、金利、営業時間が不満。邦銀はどこも横並び。でもみんな使ってるんだよね.。

Posted by riko at 12:59 | Comments (3) | TrackBack